スナップエンドウがうどんこ病に。お酢スプレーで対策!
スナップエンドウが収穫期を迎えています。
今日の収穫はこれだけ。
まだまだ成長途中の実や花が次々待機してます。
そんなスナップエンドウに白い影が。。。
出ました、おなじみのうどんこさんです。何を育ててもどこからかうどんこさんがやってくるんですよね。少し目を離した隙にこんなに広がってました。
うどんこ病について
うどんこ病とは、植物にカビ菌が住みついて葉などが白く粉を吹いた様になる病気で、英語では「Powdery mildew」と言います。
土の中に住んでいる糸状菌と言うカビ菌が原因菌で高温で乾燥したところが大好きでどこにでもいる厄介なやつです。
カビが繁殖して白くなった部分は光合成がうまくできなくなって、最終的に葉が枯れてしまいます。
カビなのである程度広がると空気に乗って広がってしまうのがまた厄介なところです。
ただ、植物の種類によって感染する菌が違うのと、感染しても収穫にはほぼ影響無いのが救いですかね。
うどんこ病の対策
うどんこ病は、放っておいても実には影響無いのですが、広がると枯れてしまうのが難点です。
株が元気であれば自然治癒もしますし、収穫が終盤なら広がる前に抜いてしまうのも手です。
今回はまだ収穫を続けたいのでうどん粉退治をすることにします。
うどんこ病退治の農薬も売っていますが、うどんこ病は皆さんのお家にある物で比較的簡単に退治できます。
①重曹の場合
重曹(食用でOK)を約1000倍に薄めてスプレー容器で葉に直接スプレーします。重曹が濃すぎると葉が黒くなる薬害が出るので注意が必要です。
②お酢の場合
食用酢を約20倍に薄めてスプレー容器で、こちらも葉に直接スプレーします。こちらも濃すぎると良く無いので、効果が出るまで複数回に分けてスプレーします。
これらの物は食用ですので、野菜に吹きかけても心配ないのが良いところです。
お掃除やいろいろなところで活躍する重曹ですが、農業用では、特定防除資材(特定農薬)に指定されているれっきとした農薬になるそうです。
その他、除草やアブラムシなどの防虫にも効果ありだそうです。
自作農薬で効果が薄ければ
自作のスプレーで効果が薄ければ、市販の薬剤の使用を検討してください。代表的な物をいくつか挙げておきます。
スプレー後のスナップエンドウ?
こんな感じです。今回、手元に重曹がなくお酢のスプレーにしました。何度かスプレーしながら様子を見たいと思います。
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