ミニトマトの茎に白いぶつぶつが!!
これから徐々にミニトマトラッシュが始まっていく気配 ((((;゚Д゚))))
いったん実が生りだすと恐ろしいペースで実がついてくるのがミニトマトの恐ろしいところ。
そんなミニトマトを観察していたところ気になる物を見つけました。
こんな感じで、茎から白いぶつぶつが無数に生えてきていました。
触ってみると、ぽろぽろ取れてしまいます。取れた断面を見ると、表面にくっついているのでは無く、内側から生えてきている様です。見た感じは根っこの様です。
これについて調べてみました。
- 白いぶつぶつの正体は「気根」と言うらしい
白いぶつぶつの正体はトマトの「根っこ」が茎の途中から生えてきてしまったもので「気根」と言うらしい。水分,養分を求めて茎から根っこを出している状態で病気とか害虫による原因では無く、トマトの生理現象の様な物らしく、他の植物に広がったりすことはないらしい。と言うことでまずは一安心。
そもそも、トマトの原産地は南米の高原地帯で、非常に乾燥したところらしい。
こんな感じで、もともとは乾燥地帯に生えていた植物なので、水分を求めて体中でアピールする機能が備わっているらしい。トマトすげぇ( ゚Д゚)
- とは言え、何か問題あるのでしょう?
茎から根が出ている事と病気では無いことはわかりましたが、プランターで水も肥料も与えて栽培しているのだから、本来根っこから十分に水分と養分を吸収できるはずです。それでもまだまだ欲しがるのだから何か問題があるのでしょう?
それともトマトがただの欲しがりなの??
原因についてしらべてみましたよ。
考えられる主な原因は4つ
・土の乾燥による水分不足
・土の過湿により根腐れが発生して水分が吸えていない。
・地上部分が大きくなった事に対して根の成長が追い付いていない。
(もしくは、用土不足(プランターが小さい)
・土壌のウイルス、細菌による根の病気
調査結果によると上から順番に可能性が高そうです。
- 土の乾燥による水不足
もともと乾燥地帯が原産のトマトなので、多少乾燥気味の環境で育てたほうがおいしく育つらしい。露地栽培であれば、ほとんど水やりなんてしなくても良い程の様です。
とは言え、何事も適度と言うことが大切。プランター栽培の場合ある程度適切に水分を与えておかないと土が過乾燥してしまって水分を保持できなくなってしまうのだとか。
そういった場合は、半日くらいプランター毎水につけて無理やり水分を吸収させるような荒療治が必要なんだとか。
・土の過湿による根腐れ
根っこは、自分の周りの水分と一緒に酸素を吸収して二酸化炭素を排出する呼吸をしています。小学校の理科で習いましたが、植物は逆に二酸化炭素を吸収し酸素を排出する光合成も同時に行っていますが、これは地上部分の緑色の部分だけの話。
根っこは呼吸だけを行っています。そのため、土の湿度が高すぎて通気性が悪くなったり、流動性がなくなってしまうと、根の周りに吸収するべき酸素がなくなってしまって、酸欠状態になり根腐れを起こしてしまうのだとか。
こうなると、応急処置的には、土にぶすぶす穴をあけて空気を送り込むエアレーション(あくまでも応急処置で効果は?)やそもそも土を入れ替える等の処置が必要になってきます。しかし、すでに根が弱っていますので植え替えにも注意が必要です。
・根の成長が追い付いていない。
トマトの栽培には1株当たり40Lの土が目安になる量とのことです。
自分の使っているプランターの容量を確認してみてください。小さいようなら大きいプランターに植え替えることを検討してみても良いかもしれません。
・病気
これはもうわかりません。が、トマトは比較的病気に強い植物です。枯れてしまう程の病気にかかったという話はあまり聞かないのでそこまで心配する必要はないのかと思います。
- で結局どうするの?
と言う、原因候補までは調べられたので少し確認してみました。
今年のプランターは培養土を購入してくるのはやめて、家庭菜園の土をプランターに移して使用しています。そのため、市販の培養土とかに比べると少し条件が悪いような気もします。
土の乾燥状態 ・・・ 掘ってみると乾燥しているようにも感じる
過湿による根腐れ ・・・ ちょっと土が固まりすぎている様に感じる。⇒通気性が悪くなっている?
と言うことで、今回は土にぶすぶす穴をあけるエアレーションと多めに水を上げることで、少し内部にまで水を渡らせることと、空気穴をあけることで、土中に酸素を送り込む方法の合わせ技で様子を見たいと思います。
病気などではないとはいえ、何かしらの異常が出ている、もしくは出つつあるから、助けを求めている状態と思います。様子を見ながらいろいろ試したいと思います。
見た目も良くないですし。。。
スポンサードリンク