Kitchen Garden Blog

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愛知県在住。30代で4人の子持ちのパパです。家庭菜園やらロードバイクやらDIYやら趣味の情報を発信しています。

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りんごの苗木の成長

りんごを植え替えてから2週間経ちました🍎

現時点の成長ぶりを見てみましょう!


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手前の種は発芽して双葉から本葉が出ています!

もう芽ではなく立派な苗木と呼んでも良いでしょう。奥の芽は一時だめかと思いましたが、なんとか踏ん張って葉が開いてきました。

このまま、しっかり根付いてくれると思います。

このままいけば、りんごの苗木2本確保できそうです。

 

簡単!家庭菜園の始め方 その② 土作り3

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前回までの過程は、料理で例えるなら材料を用意して準備を行うところまでです。

いよいよ、今回から料理に取り掛かります。

 

堆肥を混ぜる

前々回紹介した、野菜作りに適した土「団粒状の土」を作るための準備です。

耕した土に、堆肥を混ぜましょう。

  • 堆肥の種類

堆肥にもいろいろ種類があります。

大別すると、動物由来の堆肥と植物由来の堆肥です。動物性の物は、牛糞や鶏糞等の動物のフンからできた堆肥で、植物性の物は腐葉土や、バーク堆肥等です。牛糞や鶏糞と言われると臭いが気になるところですが、不思議と堆肥は臭いません。完熟した堆肥ほど無臭に近くなります。これも微生物による分解の力です。

よく使用されるこれらの堆肥の特徴は以下の通りです。

  • 牛糞堆肥・・・牛糞におが屑や稲わら等を加えた堆肥。そもそも牛は草を食べて いますので、その糞にも食物繊維がたっぷり。微生物の活性化と水はけ改良に効果がありバランスの良い堆肥です。
  • 鶏糞堆肥・・・鳥の糞を原料にした堆肥、鶏糞の場合そのまま乾燥させた場合がほとんどです。牛糞堆肥よりも、植物に必要な栄養分が多く含まれているのが特徴ですが、使用しすぎると土中に塩分濃度が高くなりすぎて、根腐れにつながります。
  • 腐葉土・・・落ち葉を時間をかけて、発酵させて堆肥化した物、それ自体が肥料効果があることや、高い保水量からバランスの良い堆肥です。
  • バーク堆肥・・・樹木の皮に鶏糞等を混ぜて発酵させた堆肥。土質を大きく改善したい時など、高い土壌改良効果が期待できますが、乾燥しすぎていると水を吸ってくれない等、取り扱いが難しい堆肥です。

主な堆肥はこれらでそれぞれに異なる特徴があり、用途に合わせて使用されることが多いですが、素人にはなかなか使い訳が難しいです。

最近は、馬糞の堆肥なんかもあります。馬も牛と同じで草を食べる動物ですから、効能は同じと思います。私は個人的に競馬が好きですので、馬糞堆肥にしました。

その他、いろいろな堆肥を混ぜ合わせた混合堆肥なんかもバランスが良くて良いと思います。

 
  • 堆肥の混ぜ方

堆肥を撒く量は1㎡あたり1.6~2L程度です。商品の適量を参考にしてください。

堆肥を投入したら、スコップや鍬を使用してよく混ぜ合わせる。

注意点は、もともと地面の下の方にあった土、表層にあった土、堆肥をバランスよく混ぜ合わせることです。地面の下の方にあった土は表層の土に比べて害虫や病原菌が住んでいることが多いです。深いところの土を表に出すことで、日光等で消毒を行う効果もあります。

ここで混ぜ合わせた土が、微生物を育てるベッドになります。なるべく土に空気を含ませるように、柔らかく混ぜ合わせましょう。固いベッドより柔らかい方が寝心地も良いですからね。

 

肥料(元肥)の投入

堆肥と土をよく混ぜ合わせたら、肥料を投入します。

植物が成長するのに必要とする栄養素の内特に大切なのは「窒素・リン酸・カリ」の3つです。堆肥にもこれらの栄養素は含まれていますが、肥料と比べると微量で、効果が出るまでに時間がかかります。

バランスも良く即効性もある肥料を入れて、養分を補っておきます。

有機肥料も良いですが、バランスの取れた化成肥料の方が使い勝手も良くおすすめです。肥料の量は、選んだ肥料によってことなるので商品の注意書きをよく読んでください。

肥料を投入したら、また土をよく混ぜ合わせます。

畝(うね)を立てる

 土壌ができたら、いよいよ畝立てです。

・畝立てとは?

畑の土を一部盛り上げて、野菜を栽培する台地を作ることを畝立てと言います。

畝を立てる事の目的は主に、

  • 水はけを良くすること
  • 土への日当たりを良くすること

になります。土への日当たりを良くすることで、害虫や病原菌の増殖を防ぐ役目も果たします。また、育てる作物によって、水はけの良い土を好むものなどがあり、作物に合わせて畝の高さも調整します。

ほとんど多くの野菜は高さ10cm程でてっぺんの平たい、平畝で育てることができます。

トマトやサツマイモのように、水はけの良い土壌が好きな作物は畝の高さを高くして水はけを良くした、高畝で育てます。

下記のホームページの畝立ての詳しいやり方と説明がわかりやすかったです。

引用元:kateisaiennkotu.com

 

畝が立ったら土づくりも完成、作物を植える準備が完了です。

 

 

 

簡単!家庭菜園の始め方 その② 土作り2

今回は、前回に続いて家庭菜園の土づくりについて、実際の土づくりはどうやるのか?

 

 

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場所を決めよう

まず、何はなくとも場所を決めないことには土づくりも始まりません。

庭に作るのならば、畑の場所を決めてください。プランターで栽培する場合でもどこに置くのかは重要な要素です。

野菜を育てるのに適した条件は2つ

  • 日当たりが良いこと
  • 風通しが良いこと

この2つの要素を満たすことが、菜園作りで失敗しないポイントです。

ベランダ等でプランター栽培する場合にも、日当たりの良さは気にしてください。

植物ですから、日光を浴びて栄養素を作りだすのもそうですが、虫の付き方にも影響しますので、注意してください。

あと、プランターの場合には栽培する作物の大きさに合わせた鉢のサイズを選ぶ事も大事です。大きく育つ野菜ほど、根も葉も広く張ります。その分、大きな鉢を用意してください。

 

畑を耕そう

 庭に菜園を作る場合、まず土を耕すところから始まります。

元の土壌がよほどの粘土質で耕しても崩れてほぐれない様な土質なら、土を入れ替えることを検討します。粘土質の土を改質するには、年単位の時間が必要ですから。

そうでない限りは、元の土を使用して畑に適した土を作ります。

まず、表面から20~30cmくらいの深さまでの土を掘り起こします。深さは育てる野菜の種類にもよりますが、植物も根は表から見える以上に深く、広く張っていますので、20~30cmくらいというのが、一つの目安になります。

土を掘り替えしたら、スコップや鍬等の先端で塊の土を粉砕して、なるべく細かい土になるようにします。

この作業は、後でたい肥や肥料等と混ぜ合わせるときによくかき混ぜるために重要になります。

 

土壌の酸性度を調整しよう

野菜を育てるに当たっては、それぞれの野菜に適した土壌の酸性度というものがあります。おいしい野菜を育てるためには、土壌の酸性度を作物に適したものに調整しておくことが大事です。

酸性度とは、小学校で習った「酸性、中性、アルカリ性」の度合いのことです。

リトマス試験紙で、青が赤に変わったら酸性というやつですね。昔は、酸っぱいのは酸性だから、梅干しが青→赤に変わるのと合わせて試験紙の色の変化を覚えたやつです。

一般的に、日本の土壌は酸性になりがちだそうです。これは雨が多いことで土中のミネラルが流れ出ることが原因だとか。

多くの野菜は、中性の土壌を好む様です。なので、酸性の土壌にアルカリ成分を足して、中和してやる必要があります。

そこで登場するのが、苦土石灰です。

 ホームセンター等で、粒状の物が売られていますのでそれを使います。

同じ石灰でも、消石灰生石灰は、土中に溶けて反応する速度が速いので、ゆっくり反応してくれる苦土石灰が使いやすい様です。

分量は、商品に記載されている量でよいですが、一般的に1㎡あたり200~300gが適量です。酸性を中和するのは簡単ですが、逆にアルカリを酸性に調整する話はあまり聞きませんので入れすぎに注意です。

pHの調整

あまり細かいことをこだわらなくても野菜は育ちますが、育てる作物に合わせて土を作りたい!というこだわりの強い人は、ここで土壌の酸性度の調整を行います。

この酸性度は「pH(ペーハー)」と言う単位で表します。

(酸性) 0~7 (中性) ~14 (アルカリ)で表されます。

作物によって適したpH値があるので、それに合わせて土中の酸性度を調整してやるのです。その時に、登場するのがpH計です。

 これも、近所のホームセンター等で購入できます。高いのから安いのまでありますが、そんなに差は無いと思います。

よく家庭菜園で育てられる代表的な作物に適したpHはこんな感じです。

参考にしてください。

  • 5.0~6.5(弱酸性)   :じゃがいも、とうもろこし、だいこん等
  • 6.0~8.0(中性)    :ほうれん草、いんげん、たまねぎ、きゅうり、にんじん、トマト、なす、キャベツ等
  • 7.0~8.0(弱アルカリ性):えんどう豆

 

ここまでが、土壌の調整です。

書くと長くなってしまいますが、ここまででやってることは2つだけです。

  • 土を掘り返す
  • 石灰を混ぜて酸性度を調整する

次回は、野菜が育つための土作り続編です。

 

えんどう開花

今日、スナップえんどうに花が咲いてました。

まだ背丈があまり大きくないのに花がついてしまったので

成長止まってしまうのかな?

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まだまだ伸びてたくさん実をつけておくれ!

 

りんごの芽が出た!

今日はりんごの種の生育状況の報告です。

見事な双葉🌱が出ました。


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左側の一つは芽は出ましたが開きませんねぇ。

このまま育たず仕舞いになってしまうのでしょうか?

右側の一つは根っぽいのは出ましたが植え替えた後は全くの変化なし。植え替えたストレスにやられてしまったか?

美味しく食した後の果物再生計画、たくさんあったさくらんぼとりんごの種ですが無事に芽を出すのは一つだけになってしまうの

でしょうか??

 

 

 

簡単!家庭菜園の始め方 その② 土作り1

 

今回は、家庭菜園を始めるうえで、最も基本的で最も重要な土づくりについて紹介します。

野菜は土の上に育つ物なので、土が大事と言うのは言うまでもありません。逆に言えば、しっかり土さえ作っておけば、後は多少失敗していても育ってくれるもんです。

畑にとって「良い土」とは。

よく言われる畑にとって良い土の条件は次の3つです。

  • 保水性が良い(水持ちが良い)
  • 排水性が良い(水はけがよい)
  • 通気性が良い

水持ちが良いのに排水性も良い??一見矛盾している様に感じますが、この3つの条件を兼ね備えた土のことを「団粒構造の土」と呼ぶそうです。

これは、細かい団子状の土がお互いに接触して積み重なっている状態のことを言います。

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そうなることで、団子になった土と土の間に小さな隙間ができて、その隙間に水分や栄養分が蓄えられて根っこから十分に吸収されるようになります。

と言うことで、畑に大事なのは土だと言いましたが、実は植物が育つのに土は必要ありません!!

出なければ水耕栽培なんて成り立ちませんから。

植物が良く育つのに必要なのは、

  • 十分な水分
  • 十分な栄養素
  • 十分な酸素

になります。この水、栄養素、酸素を蓄えるのが土の役目であり、畑にとって良い土なのです。

団粒構造ってどうやってできるのか?

団粒構造とは団子状の土が積み重なった状態と言いました。

でも、砂場とか運動状とか普通の土は団子状にはなってないです。どうやったら団子状の土が作れるのか?

答えは、「ムリ」です。

ムリと言っても、人間の手ではできません。と言う意味です。

団粒構造を作り出す正体は、土の中の微生物たちだからです。

良くミミズのたくさんいる土は良い土だ。なんて言いません?

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これは、まさしく団粒構造の土になっているからなのです。

団子状の土と言うのは、微生物が土の中を動き回ったり、微生物が有機物を分解することで、土どうしがくっつく事によってできているのです。

土づくりとはまず微生物を育てること。

良い土の条件はこれまで解説しました。これまででわかったと思いますが、土づくりというのは、別に土を作るわけでは無いのです。土自体は土の中の微生物たちが勝手に作ってくれるので、畑づくりで一番初めにやるべきことは、土の中に微生物をたくさん育てることなのです。

じゃあ、微生物はどうやって育てるのか??今から畑を始めようという土には、そもそも微生物はあまり住んでいません。

微生物とは言え、住んでいないものを増やすことはできないので、まずはどこかから連れてくるしかありません。

そこで登場するのが堆肥です!!

堆肥とは、微生物が有機物を分解してできたものです。よくある堆肥は、牛糞や鶏糞の動物性の物、腐葉土やバーク(木の皮)があります。そもそも、有機物が分解してできた物が堆肥なので堆肥の中には、微生物がたくさん住んでいるわけです。

なので、畑づくりの際は、まず堆肥を土に混ぜる作業から始まるのです。

 

長くなりましたのでここまでにして、次回は実際にどう畑の土をつくっていくのかを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

簡単!家庭菜園の始め方 その① 必要なもの

 

食卓に野菜が一つも並ばない日なんてありません。

新鮮な採れたて野菜のおいしさはまた格別です。

自宅の家庭菜園で、お手軽に収穫、採れたて野菜を食べよう!!

 

家庭菜園ってむずかしい?

でも家庭菜園てむずかしいんでしょう?広い場所がいるんでしょう?って??

そんなことはありません。最低限のスペースと少しの道具さえあればお手軽に始めることができるんです。

プランターでもじゃがいもとかだって全然栽培できるんです。

省スペースでこんなおしゃれなプランターもあります。

ベランダで出来る!積み上げ式プランター「PAUL POTATO」

家庭菜園を始めるために最低限必要なもの

ただ家庭菜園を始めるだけなら、そんなに道具は必要ではないです。

そりゃぁ本格的に農業始めようって人はたくさんの道具が必要なんでしょうけど、僕みたいに趣味で家庭菜園を始めようって人には最低限の道具があれば大丈夫です。

最低限必要なものは

  • 場所(プランターとかでも全然OK)
  • スコップ(移植ごて)
  • 支柱(育てる作物によって)
  • 園芸用土(苦土石灰、堆肥など)
  • 肥料

あったら良いもの

  • (畑でやるなら)鍬(小さいもので十分です)
  • ph測定器(土の酸性度を図る道具)

 

これだけあれば、とりあえず家庭菜園を始めるには十分です。

必要道具一式をセットにした園芸セットなんてのも売ってます。

参考にどうぞ。

次回は野菜作りに大切な土づくりについて紹介したいと思います。


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